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益民山月庵|大阪・かりんとう饅頭が人気の和菓子屋

読みもの

2023/06/28 20:00


かりんとう饅頭、その甘さと食感が魅力の和菓子ですが、その発祥はご存知でしょうか?また、その美味しさを最大限に引き立てる私たち益民山月庵のこだわりについてもご紹介します。この記事を通じて、かりんとう饅頭の深い魅力と、益民山月庵の伝統と技術を感じていただければ幸いです。

かりんとう饅頭とは?


「かりんとう饅頭」は、黒糖入りの生地にこしあんを包み込み、油で揚げた饅頭です。皮はかりんとうのような色をしており、ザクっとした食感と風味が特徴です。出来たてのかりんとう饅頭はその名の通り、かりんとうを生地にしたような歯ごたえのある食感と味があります。しかし、店頭に並ぶ頃には歯ごたえは少なくなり、普通の饅頭に近い状態になってしまいます。そのため、買ってから出来るだけ早いタイミングで食べることがおすすめです。
円形のかりんとう饅頭の場合、大きさはだいたい直径5cm、高さは3cmほどです。多くの場合はこのような丸い形をしていますが、楕円形や俵型・小判型をしたものもあります。

かりんとう饅頭の発祥は?

かりんとう饅頭は2001年に福島県にある「菓子工房 あくつ屋」が初めて売り出したもので、その後全国のお菓子メーカーで作られるようになりました。現在では各都道府県の主要なお土産屋さんやスーパー、菓子店などで販売されています。 元祖である「あくつ屋」のかりんとう饅頭は、こしあんを黒糖入りの饅頭生地で包み込み蒸し、油で揚げて作られます。現在では全国津々浦々、数々のお菓子屋さんが独自の工夫を凝らして製造しているため、味や形状や食感も様々です。

かりんとう饅頭の美味しい食べ方

かりんとうのような色、ザクッとした歯ごたえの生地の中には餡子(こしあん)がたっぷり入っています。メーカーによって味は異なりますが、皮は黒糖の風味があります。揚げたてのものは心地よいサクサクした食感ですが、店頭に並んでいるものは時間が経過しており、多くの場合は普通の饅頭のような皮になってしまっています。 そんな時はオーブントースターで温めなおすと美味しくなります。目安は1000Wで約2分ほど。オーブントースターから取り出して少し冷ました状態の時がちょうどいいです。

益民山月庵のかりんとう饅頭


私たち益民山月庵では、かりんとう饅頭の製造において、素材と製法にこだわっています。生地には、日本最南端の島、波照間でつむがれた黒糖を100%使用。ミネラルをたっぷり含んだ黒糖はまろやかな甘みでほんのりと苦味があり、生地に深みとコクを与えてくれています。また、一般的なかりんとう饅頭の生地と餡の割合が2:8なのに対し、益民山月庵のかりんとう饅頭は生地と餡を5:5の割合でおつくりしています。生地の割合を多めにすることで、波照間黒糖の深い味わいをお楽しみいただけるように仕上げました。絶妙なバランスは機械での製造が難しいため、すべて手作りで一つ一つ丁寧に餡を包み蒸しあげ、米油で揚げております。